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コンセイエ日記

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2月ワイン会 「光と風と大地」


今夜は、親しみやすい味わいの南フランスワイン特集です。
参加されたお客様は12人。
テーブルに着いて、皆さんの顔が見渡せて声が届く・・・
このくらいがちょうど良い人数です。楽しく会話が弾みました。
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翌日、ゆっくりと皆さんのティスティングシートを読んでいます。
同じボトルのワインを飲んでも、それぞれに味わい方が違っていて面白いです。
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いつもと違って今夜は白ワインの評価が高く、思わずゴックンするような
こんなコメントを書いてくれた方もいました。

<1本目・白>ドメーヌ・ポールマス シャルドネ・ヴィオニエ2007
甘く、なんだか切なくスモーキーな香り。
黄金色の幸せな色。硬質の水でライム、レモン、りんごの蜜、
ヴォルヴィックのレモン水みたいな上質ワイン

<2本目・白>Ⅲ・エ・オーモン2006
色はかなり濃い黄金色。個性のある香りだな。
2口目からおいしくなった。品のあるフルーツガムのよう。
フルーティな香りだ・・・いちごかな?今度はクリームの香り・・・
・・・・・これはバターだ!(雫クンの口調でどうぞ)

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赤ワインは3種類・・・・・・タイプの違う若いワイン2種と古酒1種

<3本目・赤>ル・タン・デ・ジタン2007
おしゃれなボトル&ネーミング(ジプシーの時間)で楽しめるワイン
する~~っと飲める。とってもジューシーでフルーティ!
太陽をさんさんと浴びた陽気なワイン。デイリーに最適。

<4本目赤>サン・アントナン/レ・ジャルダン2007
好きか、嫌いか、意見が真っ二つに分かれました。
ロバート・パーカーさんのお墨付きで、星付きレストランでも使われているという
このフォジェールは、「米のとぎ汁のような香りが苦手」という人もいれば
「上品で落ち着いた味わい」で最高点をつけた人も。

<最後の赤>シャトー・ド・カラギール1997
セラーの隅っこで眠っていた、コルビエールのワイン。
実は何年か前のワイン会で飲んだとき、ギシギシと硬くて渋くて
スパイシーな香りだけが取り柄のような味わいでした。
もう少し寝かせておいてから・・・と思っていて、すっかり
忘れてしまっていたのです。
この地方の10年以上も寝かしたワインは飲んだことがなかったので
おそるおそる栓を開けてみると・・・・・







実をいうと、もうボトルの中で「終わってしまってる」時のことを考えて
他のワインをスタンバイさせていたのですが・・・。
「美味しい~」という声がそこここから上がり、ホッ・・・。
S君曰く、「山口智子さんのような」ワインでした。
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薄いレンガ色ながら、熟成香がふわっと上がり、まろやかで
滑らかなだけでなく、まだ若さも残る味わい。
何もかも知り尽くした、大人の女性の魅力を感じたのですね、S君。
by winekai | 2009-02-23 14:53 | ワイン会