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コンセイエ日記

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「フレンチ・パラドックス」は本当だった!


思い起こせば、一回り前の寅年は赤ワインブームでしたっけ?
「フレンチ・パラドックス」が話題になり、町の酒屋から一斉に赤ワインが姿を消した・・・
あれ以来、赤ワインにはポリフェノールが沢山含まれているので身体にいい、と
言われ続けて来ましたよね。
これ、このほどフランスの研究チームによって科学的に解明されたらしいです。

その結果、研究チームは
【「赤ワインをあくまで適度に飲めば、心臓血管の病気の危険が低下する」と
結論づけた。】のだそうです。

そういえば以前、
イタリアの100歳にもなる元気なおじいさん達にインタビューするという
TV番組で、何人かの人に「あなたの長寿と健康の秘訣は?」と尋ねたところ
どのおじいさんも異口同音に、「1日グラス一杯のワインが楽しみ」と答えていて
あ~、やっぱりワインは身体にいいんだ、と思ったことがありました。
やっぱりそうだったのね~070.gif

だけど赤ワイン好きさん、調子に乗ってガンガン飲みすぎないように。
【暴飲は推奨していない。】 そうですから、ほどほどにね006.gif

わたしも一日グラス一杯、続けてみようかな~

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・・・・・・・・・・・・・・・・以下、朝日新聞の記事より・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

美食にふけるフランス人に心臓病が少ない――。
「フレンチ・パラドックス(フランスの逆説)」と呼ばれるこの現象のメカニズムを解明したと
仏研究チームが発表した。
赤ワインの成分と女性ホルモンが作用して血管内で一酸化窒素(NO)を発生させ
動脈硬化を防いでいた。

発表したのは、仏西部アンジェ大学国立保健医学研究所を中心とする研究者ら。

フレンチ・パラドックスとは、フランス人が肉や乳製品から動物性脂肪をたくさん取るにも
かかわらず、心筋梗塞(こうそく)など虚血性の心臓病での死亡率が高くならないこと。
食事とともに飲む赤ワインに含まれるポリフェノールのお陰だといわれてきたが
その詳細は未解明だった。

 研究チームはマウスを使って実験。
女性ホルモンのエストロゲンの受容体アルファ(ERα)を持つマウスにポリフェノールの
デルフィニジンを与えると、血管内皮細胞から一酸化窒素がつくり出され、血管が拡張されて
血圧が下がった。ERαを持たないマウスでは変化がなかった。

 同チームは「赤ワインをあくまで適度に飲めば、心臓血管の病気の危険が低下する」と結論づけた。
暴飲は推奨していない。
by winekai | 2010-01-15 16:00 | ワイン情報